療養科の認知症患者さんは寂しさ紛れに看護師さんを頻繁に呼び出す?!

患者さんのお世話は、看護師の仕事にとって切り離すことができませんが、そうはいっても一筋縄でいかないやっかいな患者さんも多いはず。
患者さんは病気の不安から看護師にその不安をぶつけてくる人も少なくありません。
また病気で入院しているにもかかわらず自由気ままに病院の規則をやぶる患者さんがいたり、イタズラをする患者さんがいたりと看護師の悩みはつきませんね。
病気の看護をするだけでなく、様々な患者さんに寄り添い対応する看護師の仕事って本当に大変な仕事だと思います。
それでもこの看護の仕事を選び続けていけるのは、ワケがあるはず。
そこで、看護師の仕事のひとつであるナースコールにまつわるエピソードや患者さん、ご家族にまつわる衝撃エピソードを紹介しながらそのワケを探してみましょう。

女性40代
消化器内科3年、療養科3年

看護師歴約10年、消化器内科と療養科の病棟に勤務経験があるナースです。
中学生の子供2人と夫の4人暮らしで、趣味はひとりカラオケ、たまに友達と行くライブ鑑賞です。

療養科に所属する

総合病院の中にあるベッド数約50床の療養科に勤務しています。
主に寝たきりのお年寄りや胃瘻を増設された方、認知症を患っておられる方、透析を受けている方などがいらっしゃる慢性期の病棟です。

ナースコールのお約束

ナースステーションにいる人で、気がついた人がとるお約束ですが、昼間の勤務のときはナースコールが鳴ったら、当日その患者さんを受け持ちしている看護師がナースコールをとり対応します。
もし受け持ちの看護師がたまたまいないときは、ナースステーションにいる他の看護師が対応します。

ナースコールが止まない

認知症の患者さんで、ずっとナースコールを手に握りっぱなしで、ひどいときは15分おきにナースコールのボタンを押されていました。
そういいうときは、毎回取らずに3回に1回はナースコールをそのまま鳴らしておくということもありました。

療養科の特殊対応とは

普通は、すぐにナースコールに対応して、受話器で患者さんと話すとすぐに病室に行くのですが、療養科は特殊で、認知症の患者さんなどの頻回なナースコールに毎回対応していると、そのひとりの患者さんにかかりきりになってしまい、他の患者さんがみれなくなってしまうので、3回に2回様子を見に行くというような対応をしているときもありました。

寂しがりやの認知症患者さん

認知症の患者さんは、常に寂しさを感じている人もいて、寂しさをまぎらわすために、ナースコールを鳴らす患者さんもいます。
実際、ナースコールが鳴り部屋に行くと顔を見たかっただけ、別に用事はないと言われたこともありました。

ナースコールの頻回を避けるには

頻繁にナースコールを押される患者さんは、ナースステーションのすぐ横で、常に見守れる場所にいていただくのが良いのではと思います。
看護師の顔が見えることで安心され、ナースコールをむやみに押されることが防げるのではと思います。