内科病棟で入院している高齢患者の「おたのじいさん」は看護師のオアシス

女性40代
小児科5年、内科2年、整形2年

看護経験は全部で約10年で、看護研究をしたり、臨床指導をしたり、忙しい看護師生活をしていました。
今は育児のために休職中です。

働いている内科病棟

認知症の患者さん、糖尿病などの教育入院の方、高齢の方などいろんな人がいました。
慢性期の内科だったので、みんな入院歴が長く、患者と看護師の信頼関係が出来ている病棟だったと思います。

ナースコールが鳴ったら

ナースステーションにいる人がナースコールをとっていましたが、患者さんの担当は2チームに分かれて行うため、担当チームの看護師が患者さんの部屋へ行っていました。

おたのみじいさん

高齢の患者さんはナースコールの使い方がわからず戸惑う人も多かったのですが、印象に残っている患者さんは、いつも「はい、どうされましたか?」と聞くと「お頼み申します」と答える約90歳の方でした。
たぶん高齢で耳が遠いのか看護師の話が聞き取れずナースコールでの会話ができませんでした。
しかし、その患者さんに「お頼み申します」と言われると、忙しく働いている看護師もにこやかになり、癒されるので「おたのみじいさん」と呼ばれ人気の癒し患者さんでした。

想像で仕事する

何度かその患者さんのナースコールを取りに行ったことがあります。
確かにとても物腰が柔らかく控えめで癒しになるのですが、耳が遠いのが難点で、補聴器を使用していても会話にならないこともあったため、患者さんの要求していることが理解できず想像で仕事をすることも多かったです。

感謝を表す患者さん

何をしても最後に合掌をして「ありがとう」と言ってくれる本当に癒しの患者さんだったので、こちらもやりがいはありました。